私は、「日本の将来的な社会デザイン」と「社会と共発展できる企業」という二つのテーマを中心に、講演・研修・執筆活動を行っている。さらに、2015年から、「持続可能性(サステナビリティ)」を全ての行動の拠り所とする次世代リーダーのグローバルネットワークNELIS(Next Leaders' Initiative for Sustainability)の立ち上げに取り組んでいる。
その最初の世界大会を2015年10月、滋賀県近江八幡で開催予定。
講演・研修の日程調整や料金、NELISの活動などに関しては、こちらよりお気軽にお問い合わせください。
講演・研修のテーマの詳細については、下記をご参照ください。日本語・英語での実施可。
レジリエント・カンパニー/レジリエンスと企業経営/レジリエンスとCSRの共通点と違い
2015年1月1日、東洋経済新報社より出版された「レジリエント・カンパニー~なぜあの企業は時代を超えて勝ち残ったのか」をきっかけに、リーダーシップ・アカデミーTACLの代表として、レジリエンスの高い企業経営に関する研修や講演を行っている。
研修の詳細に関しては、こちらをご参照ください(研修の実施母体となっている㈱トランスエージェント)
講演依頼に関しては、こちらまでお問い合わせください。
サステナビリティ革新/第5の競争軸/新しい経済社会と企業の役割
グリーン・イノベーション(環境分野の革新)と持続可能な経済社会の追求は、企業にとって単なる社会に対する責任(CSR)に限定されず、もはやその生存・発展可能性を大きく左右する「第5の競争軸」となっている。
(これまでの4つの競争軸は「自己変革力」「価格」「市場占有率」「品質」)。
企業には、いま、社会や自然環境との共発展を遂げる経営の実践が求められている。
同時に、その取り組みを自社の価値創造、ブランド力向上にも結び付ける「トレード・オン」(善の循環)の戦略立案と実践が欠かせない。
第5の競争軸の時代背景と7原則、実施に向けた行動の3段階、必要な経営ツール、そして今後の組織の在り方について、これまでの豊富な経験を基に、企業の革新と脱皮を促す提案を行う。
例えば、次のようなテーマでの講演・研修を行っている。
- サステナビリティ革新へのアプローチ~自社の何をどう変えれば新しいイノベーションを起こせるか
- 第5の競争軸~グリーン・イノベーション+持続可能性の追求は、なぜ、競争力維持のために必要不可欠なのか
- 革新的CSRの実践に向けて~企業価値の向上につながるCSR/事業革新と市場創造に寄与するCSR/社内を疲弊させることなく、わくわくさせるCSRへ
その他のテーマについては、ご相談ください。
日本は、その豊かな歴史・自然・人的資産が充分活かされずに、将来の社会モデル・社会デザインも見えないまま、国として漂流しているように思えてならない。
生活の基盤であるエネルギーと食糧に関しては大きく海外に依存しており、国や自治体の財政は先進国最悪の状態にあり、さらに医療・福祉制度も破綻への道を突き進んでいる。
あまりにもったいないこの現状をどう変えていけるか。日本の良さを活かしつつ、真の生活大国・人間大国をいかにして描き、具現化するか。デンマークや北欧の社会モデルを参考に、これからの日本社会の在り方を多面的に探求する。
デンマークをはじめとした北欧諸国では、経済・環境・福祉が高いレベルで共存しており、長年にわたって築き上げられたその実績は「北欧モデル」とも称されている。国の規模や歴史的背景は日本と異なるものの、学ぶことは多くあると考え、講演・研修・ワークショップのなかでの具体例の一つとして取り上げる。
講演・研修のテーマ例(その他にもニーズに合わせて調整可)
- 日本の社会モデルを考える
~ 「税負担世界一」ながら「世界一幸福」と評された北欧デンマークの経験から学ぶものとは何か - 活発な経済、充実した福祉、先進的な環境政策の同時達成 ~ 日本にとっても選択し得る道である
- 経済成長、高福祉、環境負荷低減を同時達成した北欧諸国、その秘訣とは?
- 儚き経済大国の夢を捨て、人間・生活・文化大国の青写真を描く
- 「富国強兵」ではなく、19世紀後半に「内耕潤土」とも呼べる国づくりと、人への投資で真の豊かさを実現したデンマーク
~ 平成日本への教訓とは何か - 環境先進国への道~市民、産業界、メディア、政治家の連携プレイによる北欧のエネルギーとオーガニック市場の発展物語
その他のテーマについては、ご相談ください。